【マンガ】中学受験で娘をメンタル崩壊に追い込んだ父母の「絶対に言ってはいけない言葉」『教育虐待 ―子供を壊す「教育熱心」な親たち』(c)石井光太 鈴木マサカズ ワダユウキ/新潮社

中学受験ブームをテーマに、ノンフィクション作家が原作を書き下ろし、コミックバンチKai(新潮社)で連載されている『教育虐待 ―子供を壊す「教育熱心」な親たち』(原作/石井光太。構成/鈴木マサカズ、作画/ワダユウキ)。今回は、第1話「【ケース1】教育という名の暴力(1)」を掲載する。

【あらすじ】

 少子化を背景に、学習塾は就学前から、親の“受験熱”をあおる。SNSでは教育熱心な親同士がつながり、同質性の中で、さらに熱を帯びている。そんな環境のもと、幼いころから親に受験勉強を強要され、精神的に不安定となっていく子どもたちがいる。彼ら彼女らは“教育虐待”の被害者だ。

 さらに、学習塾は、成績上位と下位を競わせ、焦燥感をあおることで、新たな教材や講習を売り込む。親子ともに洗脳状態に置かれた結果、家庭も友人関係も壊れ、人間不信を招く。そして被害者は再起できずに、苦痛を抱えながら過ごしていく――。

 編集プロダクション代表の石橋大地は、「第三次中学受験ブームにおける受験勉強の低年齢化」をテーマにした特集の執筆・編集を請け負うことになった。彼は、若手社員の南麦に「『普通』の人たちの中に、教育虐待の犠牲者が一定数いるんだ」と説く。

 中学受験を目指した子どもの心は、なぜ壊れてしまったのか? そして娘のメンタルを崩壊まで追い込んだ、教育熱心な両親が放った「絶対に言ってはいけない言葉」とは?

 現代社会に巣くう“受験業界の闇”に、教育ジャーナリストがメスを入れる。マンガの続きは「教育虐待」でチェック!

漫画 教育虐待 1話P1『教育虐待 ―子供を壊す「教育熱心」な親たち』(c)石井光太 鈴木マサカズ ワダユウキ/新潮社